未経験でも大丈夫!自動車整備士に必要な資格とは?資格のとり方まで徹底解説【3級自動車整備士】
「国家資格をとって手に職をつけたい」
「車が好きだから自動車整備士として働きたい」
「未経験だけど自動車整備士になりたい」
といった方々に本記事では
- 自動車整備士の資格・業務内容
- 自動車整備士の資格取得(3級)
- 働きながら資格をとる方法
についてお伝えします。ぜひ最後までご覧ください!
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目次
自動車整備士って何者?何級があるの?
自動車整備士は、車の修理や定期点検、車検などを行います。自動車整備士は国家資格が必要な職業です。
自動車整備士は3級自動車整備士から1級自動車整備士まで存在します。級によってできる仕事内容が違い、上級であるほどできる仕事の種類は増え、給料が上がります。3級でできる仕事は大変基本的なものばかりなので、整備士として働いていきたいのであれば2級自動車整備士になることをおすすめいたします!
自動車整備士の資格をとる方法は2つあります。国土交通省が行う自動車整備士技能検定に合格するか日本自動車整備振興会連合会が行う登録試験に合格するかです。近年では自動車技能検定の受験者数は減っており、ほとんどの人は登録試験を受けます。
本記事では登録試験を受験して自動車整備士3級を取得する方法をお届けします!
上記が自動車整備士1~3級の流れになります。本記事では特に3級自動車整備士に絞ってお話します。
未経験者はここから!3級自動車整備士
3級自動車整備士には、「3級自動車シャシ整備士」「3級自動車ガソリン・エンジン整備士」「3級自動車ジーゼル・エンジン整備士」「3級二輪自動車整備士」の4つの種目が存在します。一般的にこの中からどの種類の整備士になりたいのかに応じて1つあるいは2つの資格を取得します。
仕事内容
ここからは種目ごとの仕事内容についてご紹介します。全種目に共通することとして、3級自動車整備士が担当するのは基本的な仕事ばかりです。
3級自働車ガソリン・エンジン整備士
3級自動車ガソリン・エンジン整備士はガソリンエンジンで動く四輪・三輪の小型自動車と軽自動車、普通自動車のエンジン部分の基本的な整備ができます。具体的な仕事内容は、オイルやタイヤの交換、点検整備などに限られ、足周りの分解整備やエンジン部分の高度な整備には2級の資格が必要です。
3級自動車ジーゼル・エンジン整備士
3級自動車ジーゼル・エンジン整備士はジーゼルエンジンで動く四輪・三輪の小型自動車と軽自動車、普通自動車のエンジン部分の基本的な整備ができます。自動車ガソリン・エンジン整備士と同様に足周りの分解整備やエンジン部分の高度な整備をするには2級の資格を取ることが必要です。
3級シャシ整備士
原動機付自転車や二輪自動車の基本的な整備を行える資格が、3級二輪自動車整備士です。具体的な仕事内容は、ブレーキの調整などの簡単な業務です。
3級二輪自動車整備士
3級自動車シャシ整備士は、普通自動車・四輪・三輪の小型自動車や軽自動車のうち、シャシ部分の基本整備ができます。こちらも足回りやエンジン分解整備はできず、それらの仕事に取り組むには2級の取得が必要になります。
受験資格
3級自動車整備士を受験するには、受験資格を満たす必要があります。
上図の通り、高校卒業後に3級自動車整備士を取得する際には、高校の学科ごとに必要な実務経験数が変わります。3級整備士では基本的な仕事しかできないので、自動車整備士として早く活躍したい方、すでに高等学校を卒業しており集中的に整備士について勉強したい方には自動車整備士専門学校に通うことをおススメします!自動車整備士専門学校を卒業すると、コースによりますが2級自動車整備士以上を受験することができます。
実務経験とは
ディーラーや民間の整備工場、ガソリンスタンドなどでの勤務経験のことです。
働きながら資格勉強を進めるのは自分ではなかなか難しいと思います。自力で実務経験を積める仕事を探すのにも一苦労でしょう。そこで、働きながら資格取得をサポートしてくれる転職エージェント「自動車Navi」をおすすめします!
自動車求人Naviは自動車整備士の育成に力を入れており、働きながら自動車整備士の国家資格取得できるよう支援したり、入社後のキャリアアップを目指した定着支援を行っています。無資格から始めて実務経験を積みながら3級自動車整備士の資格取得を目指す方はまずこちらに登録しましょう!!
試験概要
日程
学科試験 | 実技試験 | |
---|---|---|
第1回 | 10月上旬の日曜日 | 1月中旬の日曜日 |
第2回 | 3月下旬の日曜日 | 8月下旬の日曜日 |
3級自動車整備士技能登録試験日は年に2回、春と秋に行われます。資格によっては、実技試験が行われていない場合もあります。養成施設の専門学校や高校・大学を卒業したり、自動車整備振興会技術講習を受けることで実技試験を免除されるので、それを利用するのもおすすめです!
受験料
学科試験:7,200円
実技試験:14,300円
どちらも自動車整備振興会で登録試験の申請をする際に支払います。
倍率
〈学科試験〉
3級自動車ガソリン・エンジン整備士 | 3級自動車ジーゼル・エンジン整備士 | 3級シャシ整備士 | 3級二輪自動車整備士 |
---|---|---|---|
67.0% | 62.7% | 60.3% | 72.2% |
〈実技試験〉
3級自動車ガソリン・エンジン整備士 | 3級自動車ジーゼル・エンジン整備士 | 3級シャシ整備士 | 3級二輪自動車整備士 |
---|---|---|---|
61.5% | データなし | 61.7% | データなし |
試験から資格取得までの流れ
このステップの詳細について、それぞれ説明します。
①自動車整備振興会で申請
申請時に必要なもの
- 登録試験受験申請書
- 受験資格を証する証明書
- 写真×1(申請前6ヶ月以内に撮影したもの、縦4.5㎝×横3.5cm)
- はがき(学科試験 2枚、実技試験 2枚)
- 受験料(学科試験 7,200円、実技試験 14,300円)
②自動車整備技能登録試験を受験
学科試験、実技試験を受験します。学科試験の合格者が実技試験を受験します。
③自動車整備振興会で手続き
自動車整備振興会で国土交通省の自動車整備士技能検定の全免申請の手続きをします。合格後2年以内にこの手続きをしなければ無効になるので、忘れず手続きをしましょう!
必要なものは最寄りの自動車整備振興会によって異なるので、確認してから向かいましょう。
働きながら資格取得を目指す!
働きながら自動車整備士の資格取得を目指す方には、転職エージェントをおすすめします。
整備士になりたいと考えている方の中にはそもそも整備士を目指すべきか迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。そういった方には転職エージェントの「キャリア相談」が有効です。転職のプロであるキャリアアドバイザーがあなたのキャリアを一緒に考えてくれます。
また、資格取得後に年収がどのように変化するのかという疑問も、転職エージェントが解消してくれます。
ぜひ働きながら資格取得をサポートしてくれる転職エージェント、自動車Naviにご登録ください!
まとめ
以上自動車整備士の資格のとり方を紹介してきました。自動車整備士になりたい方はまずは資格をとるところから始めてください。ぜひ転職エージェントも活用しつつ、働きながら自動車整備士を目指していきましょう!
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