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建設業界で役立つ資格15選!おすすめの国家資格一覧から合格率まで

建設 業界知識

建設業界で働く上で「資格」の取得は欠かせません。資格を持っていると、仕事の幅が広がるだけでなく、就職・転職にも有利になります。

本記事では、あなたのキャリアに役立つおすすめの資格をわかりやすく紹介します。

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建設業界で役立つ国家資格一覧

以下は、建設業界で役立つ国家資格12選です。それぞれの合格率や目安の勉強時間、就職先例などは「詳しい情報を確認する▶︎」から参考にしてください。

【建築関系で役立つ】
・建築士

詳しい情報を確認する▶︎

施工管理関係で役立つ
・建築施工管理技士
・土木施工管理技士
・電気通信施工管理技士
・造園施工管理技士
・電気工事施工管理技士
・管工事施工管理技士

詳しい情報を確認する▶︎

電気工事関係で役立つ
・電気工事士

詳しい情報を確認する▶︎

【ビルメン(設備管理)関係で役立つ】
・ボイラー技士
・第三種冷凍機械責任者
・危険物取扱者乙種4類
・消防設備士

詳しい情報を確認する▶︎

建築関係で役立つ資格

結論からいうと、建築関係の資格は取得に手間がかかる、難易度の高い資格です。また、規模の制限なく設計したい場合は1級建築士を、住宅設計をメインでしたい場合は2級建築士を取得する必要があります。

合格率、必要な勉強時間、就職先例はこちら

合格率(令和6年度)*¹*²必要な勉強時間(目安)就職先例
1級建築士学科:23.3%
設計製図:26.6%
合計:8.8%
1,000~1,500時間設計事務所、ゼネコン、ハウスメーカ-
2級建築士学科:39.1%
設計製図:47.0%
合計:21.8%
700~800時間設計事務所、ゼネコン、ハウスメーカ-

*1 公益財団法人建築技術教育普及センター一級建築士合格率
*2 二級建築士合格率

1級建築士

建築士資格の中で最も難易度の高い資格です。1級建築士の資格を取得すれば、マンションやビルなどすべての建築物の設計・工事管理を行えます。

受験資格はかなり厳しく、以下の条件のいずれかを満たす必要があります。

①四年制大学卒業後、2年間の実務経験
②建築系専門学校卒業後、3~4年間の実務経験
③2級建築士取得後、4年間の実務経験

難易度は高く、合格率は10%程度なので、入念な準備が求められます。必要な勉強時間も1,000~1,500時間といわれており、かなりの勉強時間が必要です。

2級建築士

住宅規模の建物を設計できる資格です。1級建築士と比べると建築物に制限はありますが、住宅メインで設計したいのであれば問題ありません。

1級建築士より受験資格は緩く、以下の3つの条件のいずれかを満たす必要があります。

①四年制大学卒業(実務経験不要)
②建築の指定科目を学修できる高校を卒業後、3年間の実務経験
③7年以上の実務経験(学歴不問)

1級建築士より多少難易度が低いとはいえ、合格率は20%程度であり、難しい資格です。必要な勉強時間は500~700時間といわれており、一日3時間程度の勉強時間で7か月くらいの期間を要するとわかります。

2級建築士は受験資格に実務経験が含まれず、難易度が多少低いのでおすすめの資格です。

施工管理関係で役立つ資格

施工管理関係の資格として欠かせないのが、施工管理技士の資格です。全部で6種類あり、それぞれに1級と2級があります。

【施工管理技士の6種類】
・建築施工管理技士
・土木施工管理技士
・電気通信施工管理技士
・造園施工管理技士
・電気工事施工管理技士
・管工事施工管理技士

2級の取得で、営業所の専任技術者や各現場に配置される「主任技術者」になれます。1級の取得で、2級の仕事内容に加え「管理技術者」になることができます。

元請の特定建設業者が、総額4,500万円以上の下請契約を行った場合、「監理技術者」を設置する必要があると法で定められています。また、「監理技術者」を設置する必要のないすべての工事で、「主任技術者」を法的に設置する必要があります。

よって、施工管理技士は1級・2級ともに法的に必要な存在であるため、工事現場において需要がなくならない資格です。

また、1級・2級にはそれぞれ第一次検定と第二次検定があり、第一次検定に合格すると「技士補」の称号を取得することができます。特に、2級施工管理技士などの「主任技術者」資格と「技士補」の資格をあわせもっていれば、監理技術者の補佐となることができます。

施工管理技士はすべて以下の受験資格を満たす必要があります。

〈2級〉
・第一次検定:年度末の時点で17歳以上
・第二次検定:2級の第一次検定合格後、実務経験3年/1級の第一次検定合格後、実務経験1年

〈1級〉
第一次検定:年度末の時点で19歳以上
第二次検定:1級の第一次検定合格後、 特定実務経験1年を含む実務経験3年
監理技術補佐として実務経験1年
その他実務経験5年

これらの受験資格は令和6年度以降の新受験資格であり、令和6~10年の間は旧受験資格と選択することができます。

ここからはそれぞれの施工管理技士の特徴、どんな人におすすめかをお伝えします!

合格率、必要な勉強時間、就職先例はこちら

合格率(令和6年度)必要な勉強時間(目安)就職先例
1級建築施工管理技士第一次検定:36.2%
第二次検定:40.8%
200~400時間ゼネコン、不動産関係、プラント
2級建築施工管理技士第一次検定:50.5%
第二次検定:40.7%
100~300時間ゼネコン、不動産関係、プラント
1級土木施工管理技士第一次検定:49.5%
第二次検定:33.2%
400~500時間ゼネコン、ディベロッパー、公務員
2級土木施工管理技士第一次検定:42.9%
第二次検定:62.6%
300~400時間ゼネコン、ディベロッパー、公務員
1級電気通信施工管理技士第一次検定:51.2%
第二次検定:37.0%
100~200時間電気通信会社、施工会社、警備会社
2級電気通信施工管理技士第一次検定:75.2%
第二次検定:36.3%
100~200時間電気通信会社、施工会社、警備会社
1級造園施工管理技士第一次検定:35.2%
第二次検定:43.3%
200~300時間造園会社、土木会社、建設会社
2級造園施工管理技士第一次検定:51.5%
第二次検定:52.4%
100~200時間造園会社、土木会社、建設会社
1級電気工事施工管理技士第一次検定:40.6%
第二次検定:53.0%
200~300時間サブコン、ゼネコン、ディベロッパー
2級電気工事施工管理技士第一次検定:59.9%
第二次検定:36.6%
100~200時間サブコン、ゼネコン、ディベロッパー
1級管工事施工管理技士第一次検定:37.5%
第二次検定:62.1%
100~200時間サブコン、建設会社、管工事を請け負う会社
2級管工事施工管理技士第一次検定:58.9%
第二次検定:82.3%
50~100時間サブコン、建設会社、管工事を請け負う会社

建築施工管理技士

▶︎身近な建築物を自分の手で完成させたい!

2級建築施工管理技士ならば「建築」・「躯体」・「仕上げ」の中で合格した種別に該当する工事の施工管理技士として活躍できます。

「建築」は、大工・内装・電気工事などの専門工事を請け負い、「躯体」は、鉄筋やコンクリートなど建物の構造部分にあたる工事を請け負う資格です。
「仕上げ」は、構造部分に該当しない内装工事や外装工事などを扱う資格であり、内装工事を行うことができます。

また、公共施設や超高層マンションなどの大規模な工事の施工管理をしたいのであれば、1級の取得が必須です。

近年では中古住宅やマンションのリフォーム工事件数が増えており、需要が高まっています。

土木施工管理技士

▶︎人々の生活を支えるインフラを作り上げたい!

土木施工管理技士は、「土木」「鋼構造物塗装」「薬液注入」の3種類に分かれています。この中で合格した工事のその専門分野において、作業工程ごとの責任者である「主任技術者」として施工管理を行うのが仕事です。1級土木施工管理技士は2級より規模の大きい工事を請け負うことができます。

土木施工管理技士が施工管理を行う工事は幅広く、ダムや上下水道の工事といった水に関わる土木工事や、道路やトンネルなど交通に関わる土木工事、災害時の復旧・復興工事などがあります。

住民への説明や、雨や雪で工事が中断することも考慮したマネジメントなど、現場での業務以外にも行う業務は多いです。そのため、コミュニケーション能力がある人やロジカルな人は向いているといえます。

また、インフラは生活に不可欠なものであるため需要は高く、土木施工管理技士は将来性のある安定した職であるといえます。

電気通信施工管理技士

▶︎インターネット関連の工事を行いたい!

電気通信施工管理技士は、LANケーブルの新設や電波障害の調査といった電気通信にかかわる工事を行います。施工管理技士の中で最も新しい資格であり、2019年に新設されたものです。

インターネット回線や携帯電話回線の工事は今後も需要が高まると考えられますので、将来性のある大変おすすめな資格です!

資格ができてからまだ日が浅い時点で電気通信施工管理技士を取得するのは絶好のタイミングといえます。

造園施工管理技士

▶︎自然が好き!環境保護にかかわる仕事に就きたい/まちづくりに携わりたい!

造園施工管理技士は、公園や道路などの公共スペースの緑化や遊園地の植栽造成に携わる工事を行うのが仕事です。近年都市部を中心に緑化が推進されており、遊歩道やビルの屋上といった限られた空間を有効活用するために、造園施工管理技士の需要は高まっています。

緑化需要は年々高まっていくと考えられ、造園施工管理技士は今アツい施工管理技士であるといえるでしょう。

電気工事施工管理技士

▶︎鉄道が好きで鉄道に関係した仕事に就きたい!

電車線工事とは、夜間に線路の上にある電線の取り付けから修繕までの工事を指します。

2級電気工事施工管理技士を取得すれば小〜中規模の「主任技術者」として、1級電気工事施工管理技士を取得すれば制限なくすべての電気工事の「監理技術者」として建設現場に携わることができます。

電気工事には、発電設備工事、変電設備工事、送配電線工事、構内電気設備工事、信号設備工事、電車線工事などがあります。

管工事施工管理技士

▶︎今後需要がなくならない工事をやりたい!

管工事とはいわゆる配管工事のことであり、ガス配管工事、水道配管工事、ダクト工事などがあります。こうした工事は我々の生活になくてはならないものなので、大変やりがいのある仕事です。

さらに近年建築工事に付随する管工事の現場が急速に増加の一途をたどっています。特に空調・衛生設備・冷暖房工事に対する需要は非常に高いです。

なお、1級管工事施工管理技士を取得すると、「浄化槽設備士」「建築設備総合管理士」「登録ダクト基幹技能者」「下水道管渠更生施工管理技士」「建築設備士(ただし2年以上の実務経験が必要)」といった資格試験において、受験資格を満たしたり受験科目が免除になったりと各段にこれらの資格を取得しやすくなります。

電気工事関係で役立つ資格

現代において、電気は最も重要なインフラといえます。電気工事士は業務独占資格であり、電気工事は電気工事士だけが行える工事であるため、大変需要・実用性の高い資格です。

また、電気工事士の資格は活かせる場所が多い点も特徴です。具体的には一般住宅や工場、小規模事業所、自動車メーカー、そしてビルメンテナンスと、活かせる現場は多岐にわたります。

特に、とくにビルメンテナンス業界においては、「ビルメン4点セット」という取得すると大いに役立つ4つの資格に含まれます。
ビルメンに興味がある方はこちら▶︎

合格率、必要な勉強時間、就職先例はこちら

合格率(令和5年度)必要な勉強時間(目安)就職先例
第一種電気工事士学科試験:52%
技能試験:60.6%
300~400時間電気工事会社、鉄道工事会社、建設会社
第二種電気工事士学科試験:59.4%
技能試験:71%
100~200時間電気工事会社、鉄道工事会社、建設会社

電気工事士には「第一種電気工事士」「第二種電気工事士」の2種類があります。これらは作業範囲の違いによって分けられています。

第一種電気工事士は、自家用電気工作物のうち最大電力500 キロワット未満の需要設備の電気工事を行います。産業保安監督部長から「認定電気工事従事者認定証」の交付を受けた場合は、簡易電気工事(自家用電気工作物のうち、最大電力500キロワット未満の需要設備であって、電圧600ボルト以下で使用する電気工作物も行います。具体的には、ビルや工場などの大規模施設の電気工事、送配電線路の電気工事が該当します。
なお、自家用電気工作物の中でも、ネオン工事と非常用予備発電装置工事については、特種電気工事資格者という資格が別途必要となります。

第二種電気工事士は、電力会社から低圧(600ボルト以下)で受電する場所の配線や電気使用設備等の一般用電気工作物の電気工事の作業を担当します。具体的には、一般住宅や小規模施設の電気工事屋内の配線や照明の工事、コンセントの設置や交換、エアコン設置工事などが当てはまります。

ビルメン(設備管理)関係で役立つ資格

ビルメンとは、ビルメンテナンスの略称であり、設備管理を行う仕事です。ビルメンには、「ビルメン5点セット」と呼ばれる役立つ4大資格があります。

合格率、必要な勉強時間、就職先例はこちら

合格率(令和5年度)必要な勉強時間(目安)就職先例
2級ボイラー技士54.7%50~100時間工場、発電所、ホテル
第三種冷凍機械責任者39.9%50~100時間工場、病院、倉庫
危険物取扱者乙種4類40%50~100時間ガソリンスタンド、倉庫、石油運搬会社
消防設備士20~40%程度80~130時間消防設備・防災関係の会社、ビルメンテナンス会社

②2級ボイラー技士

2級ボイラー技士は、ボイラー設備の操作と保守管理を担当できる資格です。ボイラーの大きさに制限はありますが、ボイラーの取扱作業主任者になることもできます。

ボイラー技士の資格を取得しているスタッフがいれば、ボイラーを有する建物においてボイラーを安全に取り扱うことができるため重宝される傾向です。

商業施設やオフィスビルなどを運営・管理しているビルメンでは、大きさに関係なく空調管理や給湯設備にボイラー技士が必要です。そのため、ビル数の多い大都市ではボイラー技士の需要が高くなっています。

③第三種冷凍機械責任者

第三種冷凍機責任者とは、業務用の空調や冷凍庫などに代表される冷凍機械の管理ができる資格です。

第三種では、1日の冷凍能力が100t未満の製造施設の管理が可能です。

第三種冷凍機械責任者の資格を取得するには、筆記試験を受験して合格すれば取得できます。また、期間は長いですが講習を受ければ試験科目の多くが免除され、ほぼ確実に合格できます。

④危険物取扱者乙種4類

「危険物乙4」は危険物取扱者試験を受験する人の8割が受験する人気資格です。需要が高く活かせる業種が多いこと、他の乙種の資格を取りやすくなることなどが人気の理由です。

人気がゆえに参考書なども多く学習しやすく、試験もほぼ毎週開催されるので、資格試験初心者でも取得しやすい資格といえます。

乙4を取得すると引火性液体を管理することできます。よって、管理する建物がボイラーを有している場合、燃料となる重油を管理する為に必要となります。

⑤消防設備士

消防設備士とは、火災報知設備、自動火災報知設備、消火設備など消防設備を設置・保守・点検・修理できる資格です。

消防設備士にはいくつか種類があり、種類ごとに扱うことができる消防設備が異なります。消防法により大規模商業施設やオフィスビルなど不特定多数の方が集まる施設では、消防設備士の設置が義務づけられていますので、かなり需要の高い資格といえます。

特に近年では資格がいらないボイラーや冷凍機械の増加に伴い、ボイラー技士や冷凍機械責任者の需要が低くなりつつあるため、消防設備士はより取得する価値があるともいわれています。

ビルメン4点セットを取得する際は消防設備士も併せて取得することをおすすめします!

ビルメン三種の神器

なお、ビルメンは4点セットのほかに三種の神器とよばれる資格群があります。

ビルメン4点セットを取得した後のスキルアップとして挙げられる資格群が「ビルメン3種の神器」です。ビルメン3種の神器とは以下3つの資格を指します。

ビルメン三種の神器

  • 第三種電気主任技術者(電験三種)
  • 建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)
  • エネルギー管理士

これらの資格は専門性が高く、ビルメン5点セットと比べると難易度が高いです。ビルメン4点セットを取得した後にさらなるスキルアップとして取得するのが良いでしょう。

おすすめの民間資格3選

ここからは、インテリア関係の仕事をする上で役立つ民間資格を3つ紹介します。インテリア関係には、取得必須の資格はありませんが、資格を持っていると周りから実力を認められやすいのでおすすめです。

インテリア関係で役立つ資格

合格率、必要な勉強時間、就職先例はこちら

合格率(令和5年度)必要な勉強時間(目安)就職先例
インテリアデザイナー20~30%200~300時間デザイン事務所、建築設計事務所、ハウスメーカー
インテリアプランナー学科試験:70.8%
設計製図試験:26.5%
200時間程度デザイン事務所、建築設計事務所、ハウスメーカー
インテリアコーディネーター24.9%200~300時間デザイン事務所、建築設計事務所、ハウスメーカー

インテリアデザイナー

インテリアデザイナーは、顧客の要望をヒアリングして空間に最適なアイテムを選別・考案し、顧客の理想に近いデザイン案を作成します。そして、顧客が満足したデザイン案をもとにインテリアを発注・制作し、内装業者に工事を依頼し、工事に不備がないかをチェックするまでがインテリアデザイナーの仕事です。

インテリアデザイナーの仕事は多岐にわたるため、家具の設計をメインとする「家具デザイナー」のように得意分野を専門に扱うデザイナーもいます。

「インテリアデザイナー」は、日本デザインプランナー協会が運営する認定試験に合格すると得られる資格です。受験資格は特になく、在宅受験も可能です。さらに試験は2ヶ月に1回に実施されており、比較的簡単に取得することができる資格です。

インテリアプランナー

インテリアプランナーは、顧客の希望を叶える業務と設計図を描くデザイン業務、品質を管理するマネジメント業務のすべてにかかわる仕事です。

インテリアプランナーは、ヒアリングを通して顧客が希望するデザインや予算を把握し、設計図を作成します。設計図面から施工業者に見積もりを計算してもらい、顧客の同意が得られたら、正式に内装工事を依頼し、工事中はスケジュール管理や品質管理も担当します。

インテリアプランナーは、建築技術教育普及センターが運営する認定試験に合格すると得られる資格です。試験は1年に一度しか実施されないので計画的学習を進めておく必要があります。

学科試験は、建築関係法令集法令編や基本建築関係法令集の持ち込みが許可されているため、比較的簡単です。一方、設計製図試験は製図の知識や技能を身につけておかないと、建築士資格保有者であっても不合格になる可能性があります。

インテリアコーディネーター

インテリアコーディネーターは、顧客の要望をヒアリングし、インテリアに必要なアイテムを選び、デザイン案を作成してインテリアを発注します。その後施工業者に工事を依頼し、工事に不備がないかをチェックするのも仕事です。

インテリアコーディネーター資格試験は誰もが受験資格を持っています。ただし年に一度しか試験は実施されず、合格率は低いため難易度の高い試験といえます。

また、資格を取得した後も5年に1回「更新登録手続き研修」の受講が義務付けられています。

建設業界で役立つ資格選びの注意点3選

自分に合った資格を探している方に、資格を選ぶ上で注意するポイントを3つご紹介します。

1. 資格を取得したらどんな仕事ができるのか

当然のことながら、やみくもに資格を取得しても自分の仕事に活かすことはできません。まずは自分のやりたい仕事を明らかにし、その仕事にあった資格を選ぶことが重要です。

また、同じ資格でも、1級・2級があることが多くあります。必ずしも1級が必要になる訳ではありません。自分のやりたい仕事にはどのレベルの資格が必要なのか見極めることも大切です。

2. どのくらいの勉強時間が必要か

仕事や学業と両立しながら資格取得を目指す方も多くいらっしゃるでしょう。そのため、資格取得に必要な勉強時間を把握し、現実的に取得可能かどうかも考慮に入れる必要があります。

一日何時間勉強したらどのくらいの期間で資格取得することができるのかを考え、試験日から逆算して資格勉強をスタートさせましょう。

3. 受験資格

忘れがちですが、受験資格を確認しておくことはとても大切です。特に、実務経験を必要するものや2級の取得が義務付けられている1級の資格等は取得するのにかなりの時間を要します。そういった資格は長期間をかけて計画的に資格を取得しなければなりません。

建設業は技術職なので、業務を行ううえで資格は必要なものといえます。どのような資格があればどのような職につくことができるのかをよく知っておくことで、転職したいと思った時にも有利に働きます。

資格を活かして建設業で働こう

建設業に就職・転職する際には自分のスキルを認めてもらう必要があります。資格を取得すると、より明確に自分のスキル・得意分野などを理解してもらうことができます。また、資格がないと応募できない求人も多数存在します。

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