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【未経験向け】コンサル転職するために知っておくべきポイントを徹底解説|おすすめの転職エージェントも紹介

コンサル 就職・転職ノウハウ

コンサルタントは、企業の経営に関わる仕事ができ年収も高いことから、転職において人気のある職種のひとつです。

一方で、「中途でコンサルに行くと辛い」という声を聞いたこともあると思います。果たして、未経験からコンサルタントに転職することは難しいのでしょうか。

結論を言うと、コンサル転職は未経験でも大丈夫です。ただし、コンサルタントの仕事に対してギャップを感じることもあり注意が必要なのです。
そのため、コンサル業界への転職を目指す際には、どんな時にギャップを感じやすいのかを事前に知っておくのが望ましいです。

そこでこの記事では、

  • 未経験からのコンサル転職でよくある失敗例
  • 未経験からのコンサル転職難易度
  • 年齢と転職難易度の関係
  • コンサル転職で有利になるスキルや経験

について解説します。

この記事を読むと、未経験からコンサルタントを目指す方が知っておくべきポイントを知ることができます!

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【未経験からコンサル】おすすめ転職エージェント3選

エージェント名
特徴
詳細
  • 支援実績の9割がコンサル業界未経験者
  • 300社以上のファームとの強固なコネクション
  • ユーザーの満足度が高く信頼度やサポートの充実度などの項目で高い評価
  • 大手コンサルファーム在籍者の4人に1人が登録しており、転職支援数第1位
  • コンサル業界における全てのキャリアパスを熟知しており、未経験からのキャリア形成ついても的確なアドバイスがもらえる
  • コンサルファーム年間内定者数500名以上
  • 同時対応人数を限定し、業界未経験者にも手厚い支援を実現
  • 幅広いバックグラウンドからの転職支援実績

【後悔する理由】未経験からのコンサル転職でよくある3つの失敗例

よくある失敗例3つ

  • スキルに見合わない高年収で転職
  • 労働量の多さに慣れない
  • 実力主義の風潮に適応できない

スキルに見合わない高年収で転職

一見すると「年収アップして何か悪いことがあるのか?」と思われるかもしれません。
しかし、一般的に年収条件は求められる成果と比例しているため、年収が高いということはそれだけ成果の期待値も高いということになります。

求められる成果が出せないと評価が低くなってしまう場合もありますし、働いている中で自身のスキルとの間にギャップを感じて精神的に辛くなってしまいます。

特に未経験の場合は、年収だけでなくファーム側からどんなことを求められているのかも確認しましょう。

労働量の多さに慣れない

コンサルタントは、他と比べても業務量が多く勤務時間も長い職業です。決められた期限内にクライアントの期待を超える提案をしなければならない仕事なので、プロジェクトの繁忙期には毎日残業することもしばしばあります。

OpenWorkの調査によると、コンサルティング業界の平均月間残業時間は83.5時間で、全業界の中でトップの残業時間となっています。
約6万8000件の社員口コミから分析した‘残業時間’に関するレポート-OpenWork、参照:2023.10.20)

近年は働き方改革が進み、残業時間は減少傾向にあります。それでも未経験から転職する人にとっては、慣れるまで体力的につらいと感じる場合が多いでしょう。

実力主義の風潮に適応できない

コンサルティングファームは年功序列型ではなく成果主義・実力主義であることが多いです。年齢や勤続年数などに関係なく、成果を出すことが年収アップや昇進につながります。
そのため、事業会社と比べると競争の激しい環境だと言えます。

加えて周りに優秀な人が多くいるため、それがプレッシャーにつながる場合もあります。同期や年下でも「この人には敵わないな」と劣等感を抱くことがあるかもしれません。

未経験の場合は、前職とは環境が違うということを認識しておく必要があります。

未経験からコンサルの転職難易度は?

ここでは、未経験からコンサル転職する場合の転職難易度について解説していきます。

実は、コンサルティングファームは多くが未経験者の採用に積極的です。中途でコンサル転職する人のほとんどがコンサル未経験者であり、近年ますます採用が拡大しています。

未経験者の採用が拡大している背景には、社会環境の変化に伴うコンサル市場の成長があります。

未経験者を採用する背景

コンサル業界の市場規模は拡大している

コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社による調査によると、2021年度のコンサルティング市場規模は1兆5,761億円でした。2017年時点の9,644億円から約1.6倍に拡大しており、コロナ禍の2020年を含めても順調に市場が拡大していることが分かります。

日本のコンサルティング業界規模は、1兆5,761億円(2021年度)|コンサル市場規模2022年版~本編①~-コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社、参照:2023.10.20

 

市場規模が成長している要因として、以下の3つが考えられます。

  • DXトレンドの強まり
  • コロナ化に伴う企業経営の在り方の見直し
  • IT技術の発展

企業がマクロ環境の変化に対応を迫られているのにあたり、自社のみでは難しく外部の力に頼る必要が出てきています。そのため、コンサルティング市場が拡大を続けていると考えられます。

人材確保の必要性が高まり、採用拡大

市場が拡大しているのに伴い、コンサル案件数も増加しています。それに伴いコンサルタントの必要人数が増加しているため、コンサルファームは人材の確保に動いています。

なかでもコンサル経験者、いわゆるポストコンサルタントは業界内での奪い合いになってしまうため、他業界から新規人材を獲得してくる必要が出てきます。そのため、コンサルティングファームは未経験者の採用に積極的なのです。

また、実行支援のために現場での実務経験が重宝されたり、IT・デジタル分野の高い専門性やスキルが必要になっています。そのため、事業会社での現場経験を持つ人材のニーズが高まっています。

年齢と転職難易度の関係について

未経験だと第2新卒~30代前半が適している

未経験からコンサルタントに転職した方のうち、ほとんどが第2新卒~30代です。

比較的社会人経験が浅い年代のため、前職での実務経験よりもコンサルタントとして求められる“コンサル適性”があるかが問われます。

この年代ではアナリストやコンサルタントといったポジションでの採用になります。そのため、論理的思考力やコミュニケーション能力、ドキュメンテーション能力などといったコンサルタントとしての基礎スキルをアピールすることが重要になります。

40代で未経験だと難易度はかなり高い

40代以上で未経験からのコンサル転職はかなり難易度が高いです。

この年齢になると、マネージャーやプリンシパルといったポジションに就くことが求められます。事業会社における部長クラスのポジションで、優秀なコンサルタントをマネジメントしてプロジェクトの責任を担う必要があります。コンサル業界ならではのスタイルに慣れていない状態でこのような業務をこなすのはかなり難しいといえるでしょう。

ただし、前職での高い業界専門性マネジメント経験が評価されて転職するケースもあります。応募ポジションの業界・テーマと高い親和性のある業務経験を持っていれば、転職の可能性は広がるでしょう。

コンサル転職で求められるスキルや資格

転職で求められる“コンサル適性”

論理的思考力

コンサルタントの仕事は「企業が抱える課題を解決すること」です。複雑な企業課題を整理・解決するうえで、論理的思考力はコンサルタントに必須のスキルです。

加えて、クライアントとコミュニケーションを取る際にも論理的思考力が活かされます。複雑な内容を分かりやすく伝えるために、要点を整理して簡潔に伝える力が必要です。

コミュニケーション力

コミュニケーション力は、クライアントと信頼関係を築くために重要なスキルです。

ただ自分たちの提案を伝えるだけでなく、クライアントのニーズを聞き出して相互にやり取りしながら仕事を進めていく必要があります。

いくらコンサルタントが優秀でも、クライアントからの信頼・協力が得られなければプロジェクトは進みません。その点で、コミュニケーション力はコンサルタントに必須のスキルといえるでしょう。

ドキュメンテーション力

ドキュメンテーション力は、資料を通して情報を伝える力です。

未経験からの転職では、まずアナリストやコンサルタントといったポジションにアサインされることが一般的です。そういったポジションでは、プレゼン資料や議事録の作成業務が主となります。

伝えたい情報の要点をまとめ、ひと目見て意図がきちんと伝わるような資料を作成する力が必要です。WordやExcellなどのOfficeアプリを使い慣れていることはほぼ必須でしょう。

未経験者が持っていると有利な資格・経験

TOEIC、TOEFLなどの英語資格

英語系の資格は必須ではないですが、ぜひとも持っておくべき資格です。

近年はグローバル案件の数も増えており、より英語力が重視される傾向にあります。英語資格を持っておくことで、自身のアピールにつながり関われる案件の幅が広がりやすいでしょう。

公認会計士、税理士などの会計資格

会計系の資格は、企業の経理・財務面に関する専門性を持つことの証明になります。

会計系の知識はコンサルティングの業務と高い親和性があるため、公認会計士や税理士などの資格を持っていることはコンサル転職に有利に働くといえるでしょう。

IT領域での経験

近年は「DXトレンド」「IT技術の発展」などにより、コンサル業界でもIT関連のプロジェクトが増えています。そのため、IT・デジタル領域の専門性を持つ人材の需要が高まっています。

特にIT関連のプロジェクトは実行支援まで手掛けることが多いため、どのファームもデジタル人材が不足しているのが現状です。

エンジニアやSIerなどIT業界での業務経験を持つ方は、コンサル転職に非常に有利といえます。

その他特定の業界での深い業務経験

IT領域に限らず、30代後半以上からのコンサル転職では特定の業界における深い業務経験が求められます。

特に総合コンサルティングファームでは、実行支援まで手掛けるスタイルが主流になってきていることもあり、現場での業務経験を持つ人材の需要が高まっている傾向にあります。

ご自身の経験がどのような強みになるのか、エージェントに相談することで面接などでしっかりとアピールすることができるでしょう。

コンサル転職特有の選考対策

ここでは、コンサル転職での選考のポイントと、それぞれの選考対策をご紹介します。

他業界への転職とは違い、コンサル転職では難易度の高いwebテストやケース面接といった特有の選考が課されます。そのため、事前に対策を積んでおき形式に慣れておくことが大切です。

選考でのポイント・選考対策

書類選考

ポイント選考対策
・サマリーで第一印象を残す!
・「成果」ではなく「過程」をアピール!
・「なぜコンサルなのか?」を論理的に説明!
・自身の経歴・職歴を振り返り、アピールポイントを整理する
・転職経験者や転職エージェントに見てもらい、添削を受ける

webテスト・適性検査

ポイント選考対策
・SPI、GAB、TG-WEBなどファームによって試験種別が異なる!
・解答のスピード感に慣れる!
・応募するファームで出題される試験種別を確認する
・参考書を解く

ケース面接(人物面接)

ポイント選考対策
・結論ファースト!簡潔に伝える!
・「正解」を出そうとするのではなく、論理的に考えられているかを意識する!
・ディスカッションで指摘された意見を柔軟に受け入れる!
・例題集などで多くの問題に触れる
・転職経験者や転職エージェントと面接練習を行い、ディスカッションに慣れる

未経験からのコンサル転職におすすめの転職エージェント3選

ここまでで、コンサルタントにはいわゆる“コンサル適性”と呼ばれる高いスキルが要求され、それを見るために転職においては難易度の高い選考が課せられることをご紹介してきました。

未経験からこういった難易度の高い選考を突破してコンサル転職を成功させるためには、転職エージェントを活用することをおすすめします。
転職エージェントを活用することで得られるメリットは、大きく3つあります。

転職エージェントを活用することで得られるメリット

  • 自身の適性に合った求人を紹介してくれる
  • 業界に関する情報を得られ、業界理解を深められる
  • 書類添削、面接対策などの選考対策を受けられる

特に未経験の方にとっては、コンサル業界への理解を深められることで、冒頭で紹介した失敗ケースを未然に避けることができるでしょう。

ここでは、未経験からのコンサル転職におすすめの転職エージェントを3社ご紹介します。

【未経験からコンサル】おすすめ転職エージェント3選

エージェント名
特徴
詳細
  • 支援実績の9割がコンサル業界未経験者
  • 300社以上のファームとの強固なコネクション
  • ユーザーの満足度が高く信頼度やサポートの充実度などの項目で高い評価
  • 大手コンサルファーム在籍者の4人に1人が登録しており、転職支援数第1位
  • コンサル業界における全てのキャリアパスを熟知しており、未経験からのキャリア形成ついても的確なアドバイスがもらえる
  • コンサルファーム年間内定者数500名以上
  • 同時対応人数を限定し、業界未経験者にも手厚い支援を実現
  • 幅広いバックグラウンドからの転職支援実績

MyVision

基本情報を見る

公開求人数非公開
料金無料
対応地域全国
サービス内容求人紹介
応募書類の添削
面接対策(想定問答集 / 模擬面接)
内定獲得後の条件交渉
運営会社株式会社MyVision
公式サイトhttps://my-vision.co.jp/

MyVisionの特徴

  • 支援実績の9割がコンサル未経験者
  • 300社以上のファームとの強固なコネクション
  • 信頼度やサポートの充実度の項目で高い評価

「MyVision」は、幅広い求職者のコンサル転職を支援する転職エージェントです。

なかでもコンサル未経験者の支援実績が豊富で、支援実績の9割が未経験者となっています。会社説明から終盤の面接対策まで一気通貫でサポートを提供するMyVisionは転職活動の大きな味方となってくれるでしょう。

ユーザーの満足度が高く信頼度やサポートの充実度、キャリアアップの期待度といった項目で20代~30代の方から高い評価を得ています。

MyVisionの大きな特徴は、「300社以上のファームとの強固なコネクション」「独自の選考対策」の2つです。

国内に展開するほぼすべてのコンサルティングファームと連携しており、紹介可能なポジションは1,000を超えます。

また、過去数千件の面接内容を分析して作成した独自の面接対策資料および想定頻出問答集を提供しています。
さらに、ITコンサル出身のアドバイザーが多数在籍しており、何度も模擬面接・フィードバックを実施、徹底的な選考対策ができます。

これ以上ない手厚いサポートを受けられるエージェントなので、ぜひ活用することをおすすめします。

アクシスコンサルティング

基本情報を見る

公開求人数非公開
料金無料
対応地域全国+海外
サービス内容求人紹介
応募書類の添削
面接対策
転職以外も含めたキャリアアドバイス
運営会社株式会社アクシスコンサルティング
公式サイトhttps://www.axc.ne.jp/

アクシスコンサルティングの特徴

  • 大手コンサルファーム在籍者の転職支援数第1位
  • コンサル業界における全てのキャリアパスを熟知
  • 平均支援期間3年の長期的なキャリア支援

「アクシスコンサルティング」は、大手ファームや有名企業への転職実績が豊富なエージェントです。

20年間で約7万5000人の転職志望者を支援してきた実績があり、中でも大手ファームのシニアコンサルタント以上の入社実績は業界No.1を誇ります。

アクシスコンサルティングの強みは、コンサル業界における全てのキャリアパスを熟知していることです。未経験からコンサル、コンサルtoコンサル・ポストコンサルと、どんなバックグラウンドを持つ志望者でも自身に合ったサポートを受けられます。

また、平均支援期間が3年長期的なキャリア支援を提供しているのも特徴です。転職だけでなく独立支援フリーランスへの案件紹介など、あらゆる選択肢をもって包括的な支援を受けられます。

転職以外の選択肢も含めてアドバイスが欲しい方にもおすすめのエージェントです。

基本情報を見る

公開求人数約5,000件(2023.10.13時点)
料金無料
対応地域全国
サービス内容求人紹介
応募書類の添削
面接対策
フェルミ、ケース面接対策
ケース特別講座
運営会社株式会社エグゼクティブリンク
公式サイトhttps://www.executive-link.co.jp/

エグゼクティブリンクの特徴

  • コンサルファーム年間内定者数500名以上
  • 同時対応人数を限定し、手厚い支援を実現
  • 幅広いバックグラウンドからの転職支援実績

「エグゼクティブリンク」は、コンサル転職に特化した転職エージェントです。

年間内定者数500名以上という高い転職実績を誇り、ビズリーチやDODA等各種転職サイトのAWARDSにおいて多数の受賞実績もあります。

エグゼクティブリンクは同時対応人数を限定し、書類添削やケース面接対策などの充実した選考対策を提供しています。そのため、未経験からハイクラスを目指す人まで、個別のニーズに合わせてサポートを受けられます。

徹底した面接対策選考対策サポートを受けたい方におすすめのエージェントです。

未経験からコンサル転職を目指すには転職エージェントがおすすめ

コンサル転職では、未経験から転職する人が多いということをご紹介してきました。

一方で、コンサルの仕事をよく知らないまま転職して前職とのギャップに苦しんだり、年齢によっては転職が難しい場合もあったりすることもあります。

初めてのコンサル業界への転職を成功させるためには、業界情報を徹底的に集めることが大切です。

業界の転職事情に詳しい「コンサル特化型転職エージェント」を利用すると、効率的にコンサル業界の情報を集めることができるのでおすすめです!

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