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POSTED
2023年12月7日
UPDATE
2024年1月19日

「経理はやめとけ?」その理由6つとメリット5つ、将来性を解説

経理職

「経理にはなるな!って本当?」
「経理に転職考えているけど、大丈夫かな?」

この記事ではこのように思っている方の疑問を解消していきます。
経理職は会社を裏から支える無くてはならない職業ですが、時折ネット上では「経理はやめとけ」という声が聞こえます。

本当に経理はやめておくべきなのでしょうか?
結論から言うと、そんなことはありません。経理は非常に良い職種です。

ではなぜやめとけと言われることがあるのでしょうか?

経理はやめとけと言われる6つの理由

経理はやめとけと言われる6つの理由

  • 覚えることが多くて大変
  • 繁忙期は本当に大変
  • 単調作業がつらい
  • 人間関係がつらい
  • 評価も昇進もしにくい
  • ミスが許されないプレッシャーがつらい

1.覚えることが多くて大変

経理職は専門知識が求められる仕事です。

多くの人は経理職に就く前に簿記を取得しますが、簿記の知識だけでは業務に対応できません
実務の中で覚えなければいけない事がたくさんあるため、特に最初の1年間はとても忙しくなります
また、会社や業界が変われば新たに覚えなければいけないことも増えます。

法律とも密接にかかわるため、社会の状況に合わせて常にアップデートしていく必要があります。
経理職は常に学び続ける姿勢が求められるのです。

2.繁忙期は本当に大変

経理は主に3~6月や12月~1月が繁忙期になります。

経理業務では日次業務・月次業務・年次業務があり、これらが重なる年末・年度末は多忙を極めます。
企業にもよりますが繁忙期は非常に忙しくなり、残業が多くなるでしょう。

「残業は絶対にしたくない」という人には向かないかもしれません。

3.単調作業がつらい

経理の業務には様々なものがあるとはいえ、年間を通してやることはあらかじめ決まっています。

スキルアップに伴ってできることが増えていくことは事実ですが、変化を好む人にとっては単調でつまらなく映るかもしれません

4.人間関係がつらい

経理は人事異動が少なく、人間関係が固定化されがちです。

そのため、自分と合わない人と同じチームになったときのつらさは大きいようです。
特に上司・部下の関係で問題が起きやすいです。

例えば、上司が高圧的である場合のほか、小規模の会社で独裁的な経営者に振り回されるといったパターンもあります。

5.評価も昇進もしにくい

経理の仕事は頑張りが数字となって見えるわけではないため、評価されづらいことがあります。

特に人事評価者に会計知識が不足している場合は評価されにくいでしょう。
さらに、人事異動が少ないためポストも空きにくく、昇進しにくいと言われています。

営業職のようにガンガン働いて昇進を狙っていきたいという人には向きません。

6.ミスが許されないプレッシャーがつらい

経理業務や会計処理には正確さが求められます。

しかし、いくら会計ソフトや自動化の導入が進んでも人間の仕事であるためヒューマンエラーが発生してしまうことはあるでしょう。

もしミスをしてしまうと、場合によっては取引先に迷惑をかけたり、脱税を疑われたり、会社全体の信用を落としてしまうこともあり得ます。ミスしなことが求められる経理職は、プレッシャーが大きくかかかります。

経理をおすすめする5つの理由

ここまで経理はやめとけと言われる理由を解説してきました。
しかし、経理職にはそのデメリットを上回るメリットがあります

経理をおすすめする5つの理由を解説していきます。

経理をおすすめする5つの理由

  • ノルマのプレッシャーがない
  • 忙しくない時期もある
  • 身に付く会計知識は一生役立つ
  • スキルが着実に積みあがるので転職しやすい
  • 会社を陰で支える無くてはならない職種

1.ノルマのプレッシャーがない

経理には営業職のようなノルマがありません。

経理の仕事にも大変な時はあるものの、業務内容は確実で安定しているので、ノルマのプレッシャーやストレスが少ないです。
そのため、安定志向で地道にコツコツ取り組みたい人には天職かもしれません。

2.忙しくない時期もある

先ほど、経理は繁忙期に忙しくなると述べましたが、ほとんどの場合において繁忙期以外はあまり忙しくありません。

残業時間は少なく、定時に帰れることも多いです。
プライベートを大事にしたいと思っている人には経理はむしろおすすめです。

3.身に付く会計知識は一生役立つ

昨今はAIのめざましい進歩が騒がれており、経理に将来性はあるのかと疑問に思う方もいるかもしれません。

しかし、業務を通して身に付けた会計知識はビジネスのあらゆる場面で役立ちます

例えば、副業や個人事業をする際や企業経営者になった時に役立つほか、税理士や公認会計士を目指す道も開けます。さらに、日常生活では家計管理に活かすこともできます。

したがってたとえAIが進歩して経理職ポストが無くなったとしても経理での経験は無駄になりません。

また、経理業務は部分的にはAIに代替されるかもしれませんが、すべてが置き換わることはなさそうです。デジタルに変換できない部分や人の判断が必要な部分が残るからです。

例えば、仕分業務や経費精算は自動化される可能性が高いですが、他部署とのコミュニケーションが必要な業務や例外的な対応業務、経営判断のための分析、企業特有の知識が必要な業務などは残っていくでしょう。

4.スキルが着実に積みあがるので転職しやすい

経理職の一番の魅力はスキルと経験が着実に積みあがっていくことです。

そのため、十分に経験を積んでいれば転職先に困ることはありません。
もちろん個人差はあるものの、経験年数が積みあがるほどに転職市場で評価されるようになっていきます。

スキルに関しても、地道に積み上げていける知識がベースとなるため、そのような意味では経理は頑張りが報われやすい職業だと言えます。

5.会社を陰で支える無くてはならない職種

経理の仕事は実際は会社を陰から支える無くてはならない業務です。

会社の外からは分かりにくいですが、会社内では様々な部署とやりとりをしており、違う部署の人から感謝されることもよくあります。
前面に立つよりも縁の下の力持ちとして会社に貢献したいと思っている人にはぴったりな職種です。

【経理の将来性】AI時代でも活躍するには

「経理職はAIに代替されるから将来性がない?」と不安に思っている方も多いと思います。

実際、野村総合研究所による報告(2015)によると経理職は将来なくなる可能性の高い仕事として挙げられています。

参考:2015 野村総合研究所(NRI)「日本の労働人口の49%が人工知能やロボット等で代替可能に」

たしかに、AIやITツールの発展によって経理の業務は部分的に自動化されていきます。
しかし、経理の仕事がすべてなくなるわけではありません。

なぜなら経理の仕事は多岐にわたり、その中にはAIに代替されない業務があるからです。

AIによってなくなるのは定型業務

AIによってなくなる可能性が高いのは定型的な業務です。
具体的には以下のような業務は大部分が自動化される可能性があります。

  • 仕訳入力と帳簿管理
  • 経費精算
  • 請求書処理
  • 決算業務の基本処理

実際既に、こういった業務はAIやOCR(光学的文字認識)技術などを使って大幅に効率化されてきています。
OCRとは文書から文字を読み取り、それをデジタルデータに変換する技術です。

また、AIを利用したデータ分析は、財務報告の精度を向上させ、より迅速な作成を可能にすることが予想されます。

しかし、AIの得意領域はあくまで規則に基づくタスクや既存データの分析に限られており、より複雑な判断や戦略的な決定を下す能力には一定の限界があります。

AIに代替されない経理業務

AIによる自動化が及ばない領域として、

  • 戦略的な意思決定
  • 複雑な財務分析
  • 人間の直感や判断を必要とするタスク

が挙げられます。

例えば、財務戦略の立案や予算計画の策定、投資判断などは、単なるデータ分析を超えた洞察力が求められます。

これらの業務では、市場動向、企業方針、経済状況など多岐にわたる要素を総合的に分析し、専門知識と経験をもって行う必要があります。

さらに、不正防止や内部統制の強化などのリスク管理も、AIには難しい分野です。

これらの業務では、企業の特定の状況や文化、倫理的判断を考慮する必要があり、人間の経理担当者の洞察力と判断力が中心となります。また、経理担当者はビジネスパートナーとして他部門と連携し、経営層に対するアドバイスや提案を行う役割も担っています。

AI時代に求められる経理スキル

AI時代に経理担当者が活躍するためには、新しいスキルセットが必要です。

まず、基本的なITスキルとAIや自動化ツールへの理解が求められます。
これにより、最新技術を業務に適切に統合し、活用することができます。

また、データ分析スキルも重要であり、大量のデータから有益な情報を引き出し、ビジネスへの洞察を得る能力が求められます。

さらに、経理担当者には戦略的な思考能力の向上が求められます。AIによるデータ分析の結果を解釈し、それを経営戦略の全体的な枠組みの中で活用するためには、ビジネス全般に対する深い理解が必要です。

コミュニケーションスキルも欠かせず、経営層や他部門と円滑に連携していくことが重要になります。
AI時代の経理職は、数字を扱うだけでなく、ビジネスの戦略的なパートナーとしての役割を担うことが期待されています。

従って、経理担当者は、技術の進歩に適応し、新たなスキルを身につけることが求められています。

働きやすい職場選びも重要

ここまで見てきたように経理は非常に魅力的な職種です。
「経理の仕事がつらい」と思っている人も実は今の職場が合っていないだけかもしれません。

どの職種にも言えることですが、職場選びが一番大切です。
経理の職場選びにおいて特に注意が必要なことは以下の5点です。

経理職の職場選びで気を付けるべき5ポイント

  • 1.人間関係
  • 2.給料・残業
  • 3.スキル不足
  • 4.業界・自社に興味がなさすぎる
  • 5.やりたい経験ができない

経理の職場選びの注意点に関しては以下の記事で詳しく解説しましたので、気になる方はご覧ください。

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