経理の残業時間は?繁忙期の違いや残業の多い企業の見分け方まで
「経理の残業時間はどれくらいなんだろう?」
「今の職場の残業時間は、経理では普通なのかな?」
「残業の少ない企業に転職しようかな」
と思っている方もいらっしゃると思います。
経理は財務や会計など、会社の数値面での管理を担当する非常に重要なポジションです。
経理には繁忙期もあり、時期によって仕事量が変わることも事実です。
この記事は、そんな経理の残業量について気になっている方の疑問に答える内容になっています。
この記事では、
- 経理職の平均残業時間
- 繁忙期と閑散期の違い
- 残業の多い企業の見分け方
を統計データやSNSなども参考にしながらご紹介したいと思います。
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目次
総合的な経理職の残業時間:23.8時間
経理と一括りにいっても企業や業界によって残業時間は全く違いますが、
dodaの調査によると、日本の経理職種の平均残業時間は23.8時間です。
全業種・業界の平均残業時間が22.2時間なので、経理の残業時間は平均より少し多いものの、おおよそ平均的だと言っていいでしょう。
ちなみに、同じバックオフィス職種である総務の平均残業時間は18.6時間です。また営業職は、業界にもよりますが20〜30時間となっています。このデータからも、特に突出して経理の残業時間が多いわけでも、少ないわけでもないことがわかります。
業種: | 平均残業時間: |
経理 | 23.8時間 |
総務 | 18.6時間 |
営業 | 20~30時間 |
経理の繁忙期
前述の通り、経理の仕事には、繁忙期と閑散期があります。
一般的に、月単位では、月末・月初が忙しくなります。
年単位では、一般的に繁忙期は3〜7月と11〜1月です。
3~5月は決算関連業務があり、
6月は株主総会があり忙しくなります。
また7月は社会保険関連の業務があり、
11〜1月は年末調整があります。
このように、時期によって波があるのが経理の仕事です。経理の仕事に就くにあたっては、このような時期による違いを認識する必要があるでしょう。
あ、でも経理なら基本的に残業ないよ。(繁忙期に1時間くらいならある)
— 綾倉紅葉 (@beniha_a) May 27, 2016
残業がないところはホワイト、確かにそう思えるけれど、
一部上場…というより、定義的には従業員数300人を超える大企業の決算期に、経理部が1人も残業しない企業があれば教えて欲しいくらい。
いわゆる勝ち組企業でも、繁忙期は残業するよ— もえなし (@moe7c) October 2, 2016
残業の多い企業の見分け方
ここまで、「経理」という職種を一括りで考えてきましたが、企業や個人によって残業時間は全く異なります。
では、残業の多い企業を見分ける方法はあるのでしょうか?
もちろん完璧に見抜くことは難しいですが、いくつかの観点からあらかじめ推測することができます。
1. 口コミサイトをチェック
口コミサイトを確認することで、労働環境を推測することができます。
有名な口コミサイトとしては、OpenWorkやライトハウスがあります。
ただし、ここで注意しなければいけないことは、職種や部署です。
当たり前ですが、同じ企業でも部署が違えば労働環境は全く異なります。
したがって、企業全体の平均値や違う職種の口コミは参考になりにくいこともあります。
必ず経理やバックオフィスの口コミ・データを見るようにしましょう。
2. ベンチャー企業や人手不足の企業は残業が多い
一般的に、ベンチャー企業などは残業が多くなりやすいです。
会社の規模が小さいと、経理職も少人数で回さなければなりません。
そうなってしまうと、必然的に残業時間は多くなってしまいます。
一方で1人で幅広い業務を担当することができるため経理としての成長スピードは早いかもしれません。
また、ベンチャー企業でなくても人手不足の企業だと労働時間が多くなってしまいます。
人手不足の企業の特徴の一つとして、売り上げが落ち、企業として低迷しているというものがあります。
売り上げが落ちている企業は多くの経理職を抱えることができません。そのため少人数になってしまいがちなのです。
転職する際は、企業としての経営状況なども参考にしましょう。
3. 直接確認する
最終手段は、直接確認することです。
しかし、面接などでストレートに質問するのは避けた方がよいでしょう。
たとえ残業の少ない企業だったとしても「残業したくない、仕事に消極的な人」だと思われてしまうと内定が遠のいてしまうからです。
働き方や社内の様子などの質問を介して、間接的に推測するとよいかもしれません。
しかし、それでも聞きにくいという方も多いと思います。
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楽しい経理ライフを送るために
ここまで見てきたように、残業時間は企業によって大きく異なります。
パーソル総合研究所の2018年の研究によると、残業時間が多くなるほど主観的幸福度が低下することがわかっています。
また、月60時間を超えると主観的幸福度が上昇する一方で、受けるストレスの度合いも増してしまい健康に悪影響を与える可能性があることがわかっています。
参考:残業は「集中」して「感染」する!?希望の残業学 調査結果を発表
「そうはいっても、現職が忙しくて転職活動をする暇がない!」
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