M&Aキャピタルパートナーズとは?年収・働き方、就職・転職難易度などの企業情報について解説
今回は、圧倒的なブランド力と独自の手法による社員の生産性の高さが魅力のM&Aキャピタルパートナーズについてご紹介します。
本記事では、会社概要や特徴のみならず年収や評判、就職・転職難易度などの役立つ情報も紹介しています。
この記事はPRを含みます
目次
M&Aキャピタルパートナーズとは?
基本情報
会社名 | M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 |
資本金 | 29億円 |
設立日 | 2005年10月 |
代表者 | 代表取締役社長 中村 悟 |
従業員数 | 234名 (2024年6月30日現在) |
所在地(本社) | 〒104-0028 東京都中央区八重洲2-2-1 東京ミッドタウン八重洲八重洲 セントラルタワー36階 |
オフィス | ・東京本社 ・名古屋オフィス ・大阪オフィス |
業務内容 | M&A仲介事業 |
M&Aキャピタルパートナーズの業績
次のグラフは、M&Aキャピタルパートナーズの売上高の推移に関する図です。
出典:M&Aキャピタルパートナーズ 2024年9月期 決算説明資料
この図からも、多少のばらつきはあるものの業績は成長していることが伺えます。
2020年には、一度コロナの影響で業績は落ちてしまったものの、その後は順調に成長しています。また、2024年の通期予想が2023年を下回っているのは、2023年に成約した超大型案件の反動によるものです。
M&Aキャピタルパートナーズが新規上場した2013年からの10年間で見ると、売上が18倍になっているなど業績は好調といえるでしょう。
M&Aキャピタルパートナーズの特徴
M&A業界随一の高い成績
M&Aキャピタルパートナーズは、M&A仲介業界で10冠を達成するなど、高い成績を残している会社です。このような高い成績の背景にあるのは、社員一人あたりの生産性の高さです。
M&Aの案件獲得から、成約まで1人で行う「一気通貫型」で業務を遂行していくため、営業力やコンサルティングなどの、すべてに対して高いレベルを誇るアドバイザーが揃っています。
また、M&Aキャピタルパートナーズでは、「360度評価」という制度を取り入れています。この制度は、上司だけでなく部下や同僚といった全社員から評価を受けるという制度です。優秀な人材が互いに競争しあうことで、個人としての成長はもちろんチームとしての成長にもつながります。
このような優秀な人材により高い成績の実現につながっています。
従業員一人当たりの生産性が業界トップ
M&Aキャピタルパートナーズの最大の特徴は、一人当たりの売上高が非常に高く1億1,364万円となっていることです。
他のM&A仲介の4大企業では、1人あたりの売上高は5〜7,000万円です。このことからM&Aキャピタルパートナーズの1億1,364万円という額は、他社と比較しても非常に高いことがわかります。
M&Aキャピタルパートナーズは、1人あたり売上高が高いため、インセンティブも多く受け取ることができます。そのため年収は非常に高く、M&Aキャピタルパートナーズの年収は、M&A仲介の4大企業中トップです。
年収に関しては後ほど詳しく解説します。
直接提案による案件の獲得
出典:M&Aキャピタルパートナーズ 2024年9月期 決算説明資料
M&Aキャピタルパートナーズは、直接提案力が高いことも特徴の一つです。M&A仲介の案件には上記のように、紹介による案件と企業が直接営業して獲得する案件があります。
M&Aキャピタルパートナーズは、2024年9月期の直接営業による案件が全案件の96.6%となっており、業界大手の中で最大の実績です。直接提案による案件が多いため、紹介手数料の支払いの必要がなく他社よりも高い収益性を実現しています。
また直接提案する強みを生かして、紹介では獲得することのできない手数料が1億円以上の大型案件を多く獲得できています。このことは、M&AキャピタルパートナーズがM&A業界随一の大型案件に対する業績を有している理由の一つでしょう。
世界最高峰の人材を育成するプログラム
出典:M&Aキャピタルパートナーズ 「M&Aキャピタルパートナーズで働く意義」
M&Aキャピタルパートナーズでは、入社後独自の育成プログラムによる手厚い研修を受けることができます。
この研修制度により、未経験から世界最高峰のM&Aコンサルタントに成長することを可能にしています。
M&Aキャピタルパートナーズの研修ではまず、「いつ、何を、誰から、どのように」学ぶのかを体系化した自学自習システム「OJTロードマップ」を用いて入社からM&Aに必要な知識・スキルを身につけることが可能です。
また、これらに加えM&A仲介に関するその他各種研修制度も揃っており、未経験からでも安心してはたらき始めることができる点も魅力の一つです。
参照:M&Aキャピタルパートナーズ 「M&Aキャピタルパートナーズで働く意義」
M&Aキャピタルパートナーズの今後は?
出典:M&Aキャピタルパートナーズ 2024年9月期 第3四半期決算説明資料
M&Aキャピタルパートナーズは今後、世界最高峰の投資銀行へ成長し、業界をけん引する存在になることを成長イメージとして掲げています。
これを成功させるために掲げている戦略は以下の2点です。
M&Aキャピタルパートナーズの今後の戦略
- 成約件数・コンサルタント三か年計画
- M&A戦略と提携戦略
成約件数・コンサルタント三か年計画
成約件数・コンサルタント三か年計画では、成約件数を年20%、コンサルタント数を年25%増加させることを目標としています。
成約件数の増加は、売上高に直結する要素であるため、業績を伸ばすための最重要項目の一つです。また、成約件数を増やすためにはコンサルタント数の増加が不可欠となるため、そちらの増加も進めています。
M&A戦略と提携戦略
こちらは、現在M&Aキャピタルパートナーズのグループの既存事業をさらに強化・成長させるために、M&Aキャピタルパートナーズ自身がM&Aや業務提携を積極的に行っていくというものです。
また、現在M&Aアドバイザリーが事業の中心ですが、今後はさらに投資や資産運用、コンサルティングなどのM&A周辺ニーズへの事業拡大をすることで成長していく方針も立てています。
M&Aキャピタルパートナーズの年収
出典:M&Aキャピタルパートナーズ 2024年9月期 決算説明資料
M&Aキャピタルパートナーズの魅力の一つは、9年連続で上場企業の平均年収トップを獲得しているほどの年収の高さです。
企業名 | 全体の平均年収 |
M&Aキャピタルパートナーズ | 2,478万円 |
M&A総研 | 2,323万円 |
M&Aセンター | 1,114万円 |
ストライク | 1,438万円 |
M&Aキャピタルパートナーズ 採用特設サイト
日本M&Aセンター 統合報告書
ストライク HP「数字で見るストライク」
この表はM&A仲介の4大企業の平均年収を比較した表です。
ここからもM&Aキャピタルパートナーズは他の4大企業の中で、平均年収が最も高いことがわかります。
今回用いた数字は企業全体の平均年収ですが、M&Aキャピタルパートナーズの在籍1年超アドバイザーの平均年収は4,537万円とさらに高給になっています。全体の平均が2番目であるM&A総研では、2年以上在籍のM&Aアドバイザーの平均年収が2,815万円であることからもM&Aキャピタルパートナーズの年収は圧倒的に高いことが伺えるでしょう。
また2022年には平均年収は3,161万円に到達したなど、扱う案件の規模・年によっては上記の金額以上の給与をいただけます。
高収入を実現できている理由
M&Aキャピタルパートナーズでは、「月額固定給×12ヶ月分+インセンティブ+360度評価インセンティブ、4月と10月にある昇給・昇格」によって年収が決定する制度です。また、これらとは別に残業手当/通勤手当、慶弔見舞金、社会保険などが完備されています。
M&Aキャピタルパートナーズは直接提案を得意としているため、紹介先への手数料の分配等がなく収益性が高くなっています。そのうえ、大型案件を得意としているため一件あたりの手数料が大きい傾向です。
これらにより、他社と比較してもインセンティブを圧倒的に多く受け取ることができ、日本一の高収入の実現につながっていると言えるでしょう。
また、年次が上がるにつれて担当する案件の規模も大きくなることも予想されるため、成長に伴い給与が上がり、やりがいを感じることができるでしょう。
M&Aキャピタルパートナーズは激務?
M&Aアドバイザーは、一般的に激務であるといわれています。
M&A業界大手であるM&Aキャピタルパートナーズでは、労働時間や休日休暇はどのようになっているのでしょうか?
労働時間
M&Aキャピタルパートナーズでは、労働時間が8:00~17:00(休憩60分を含む、時間外労働あり)となっています。
また、時間外労働時間についてはopenworkの口コミでは平均77.8時間となっていました。同じ4大企業であるM&A総合研究所では時間外労働時間は約40時間、ストライクでは約35時間です。そのため、M&AキャピタルパートナーズはM&A業界内でもかなり残業時間が多い企業です。
厚生労働省の調査によると、日本の一般労働者の平均所定外労働時間は13.9時間であるため、これと比較しても非常に多いことがわかります。M&A業界の残業時間は、M&Aについての知識見識を得るための勉強の時間や資料作成等の雑務により多くなる傾向にあるそうです。
残業時間が多い一方で、口コミでは“仕事が好きで自ら進んで業務に取り組んでいる”、“残業時間が多い一方で経験や収入を得ることができる”などの声がありました。このように、社員は残業に対してあまりマイナスな印象を持っていなく、自らの成長のために進んで残業を行っているようです。
休日休暇
M&Aキャピタルパートナーズでは、以下のような休日休暇があります。
M&Aキャピタルパートナーズの休日休暇
・年間有給休暇(10~20日、半日取得可)
・年末年始休暇(12/29~1/3)
・夏季休暇(8/13~8/15)
・慶弔休暇
・産休育休
またOpenworkの情報によると、M&Aキャピタルパートナーズの有給休暇取得率は51.7%でした。
厚生労働省によると令和4年の労働者1人あたりでは、有給休暇の平均取得率が58.3%となっています。したがって、有給休暇取得率は平均よりやや低い程度であり、有給休暇が全く取れないといったことはなさそうです。
一方でインセンティブ率が高く、ある程度の成果を上げることが求められるため、業務の進捗状況によっては安心して休暇を取得することが難しい場合もあると考えられます。
参照:M&Aキャピタルパートナーズ 募集要項
openwork「M&Aキャピタルパートナーズ」
厚生労働省「令和5年就労条件総合調査の概況 」
勤続年数
M&Aキャピタルパートナーズの平均勤続年数は、以下の通りです。
年度 | 勤続年数 |
2023 | 2.98年 |
2022 | 3.15年 |
2021 | 3.16年 |
2020 | 3.0年 |
労働政策研究・研修機構によると、2022年の一般労働者の平均勤続年数は12. 3年であることを踏まえると非常に短く感じます。
しかし、現在M&Aキャピタルパートナーズでは新規の採用の強化をしています。これにより、年次の浅い社員が必然的に多くなり、平均勤続年数が低く出ていると考えられます。
M&Aキャピタルパートナーズの口コミ・評判は?
ここではM&Aキャピタルパートナーズの口コミ・評判について紹介します。
以下の図はOpenworkにおける口コミ評価の各数値をまとめた図です。
表を見ると特に、人事評価の適正感、待遇面の満足度、20代の成長環境が特に高くなっています。
年収の項目で紹介したインセンティブを多く受け取ることのできる構造により、年収が高いため待遇面に対する評価は4.4と非常に高いです。
M&Aキャピタルパートナーズでは、前職で圧倒的な成績を残した腕に自信のある方が入社しています。業務において高い能力が求められる上、そのような優秀な社員と競争しながら成長できるため、成長環境は整っているといえるでしょう。
また、社員はハードワークを前提として入社しているケースが多いため、ワークライフバランスに対する不満はあまり見受けられませんでした。
高い報酬と豊富な経験を得られる反面、業務量の多さや業務のスピード感などに対して、ある程度覚悟をもって入社している方が多数のようです。
M&Aキャピタルパートナーズの採用情報
M&Aキャピタルパートナーズで募集している職種は大きく以下3つがあります。
M&Aキャピタルパートナーズの3つの職種
- M&Aアドバイザー
- M&A買収戦略アドバイザー
- コーポレートアドバイザー
(公認会計士、税理士、司法書士)
M&Aキャピタルパートナーズでは、3つの職種すべてにおいて豊富な経験や圧倒的な実績を有していることが必要です。
それぞれの職種に求められるスキルは以下のようになっています。
M&Aアドバイザー
下記のいずれかの経験が必須
・金融業界(銀行・証券・保険等)の営業経験(2年以上)で成績TOP10%程度
・会計士/弁護士資格保有で営業志向の方
・他業界のトップセールス
M&A買収戦略アドバイザー
・業界問わず、営業成績がトップクラスの方
・コンサルティングなど複雑な課題解決のご経験があるかた
その他の要件
・新規開拓できること
・スピードや的確さもって資料作成できること
・マルチタスクに慣れていること
・多様な利害関係と柔軟なコミュニケーションが取れること
コーポレートアドバイザー
下記いずれかのご経験が必須
公認会計士
・公認会計士としてM&A案件サポート経験2年以上
・DD、バリュエーション、FA、ストラクチャー検討、のうち一つ以上経験有
税理士
・税理士として組織再編やM&A関連の登記実務2年以上
司法書士
・司法書士として組織再編やM&A関連の登記実務2年以上
・会社法について知見があることが望ましい
また、これら3つの職種に加えて、M&Aディールサポーターや広報、バックオフィス職などの職種についての募集も見受けられました。
参考までにM&Aアドバイザーの求人情報は以下の通りです。
M&Aアドバイザーの求人情報
・アウトバウンド営業を通じての譲渡検討企業のソーシング
・譲受企業とのマッチング~エグゼキューション~クロージングまで
以上のM&Aのすべての工程を1人のアドバイザーで対応しています。
<求める人物像>
学歴…大学卒業以上
年齢…20代後半~40代前半まで
必要条件
下記いずれかのご経験が必須
・金融業界(銀行・証券・保険等)の営業経験(2年以上)で成績TOP10%程度
・会計士/弁護士 資格保有で営業志向のある方
・他業界のトップセールス
※それぞれ有資格者のみ対象
※上記に加え、クライアントや社内とのコミュニケーションが円滑に取れることが必須
<給与内訳>
(月額固定給×12ヶ月)+インセンティブ+360度評価インセンティブ
昇給・昇格は年2回(4月・10月)
<勤務地・交通>
本社:東京都中央区八重洲2-2-1 東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー36階
※但し、将来拠点拡大による通勤の可能性あり
<勤務時間>
8:00~17:00(所定労働時間:8時間0分)
休憩時間:60分
時間外労働有無:有
<休日休暇>
完全週休2日制(休日は土日祝)
年間有給休暇10日~20日(下限日数は、入社半年経過後の付与日数となります)
年間休日日数124日
年末年始休暇(12/29~1/3)、夏季休暇(8/13~8/15)、慶弔休暇、産休育休、半日有給休暇取得可
<各種制度>
社内表彰制度あり(四半期毎)
納会(四半期毎)
社員旅行(年1回)
<選考内容>
面接回数:3回
1次:部長面接 → 2次:社長面接 → 3次:会食面接
※選考プロセス・回数は変更の可能性もございます。
※面接前に合否関係なしの適性検査を受検いただきます。
1次前 :知的能力検査、最終前:性格検査
※リファレンスチェックを実施する場合がございます。
※ご応募~内定まで1カ月程度を想定しています。
参照:M&Aキャピタルパートナーズ 募集要項
M&Aキャピタルパートナーズの就職・転職難易度は?
[中途・新卒別]選考フローは?
まず、M&Aキャピタルパートナーズの中途・新卒別での選考について確認しましょう。
中途採用
以下に示すフローは、M&Aキャピタルパートナーズの中途採用の選考フローです。
なお、選考フローはM&AアドバイザーとM&A買収戦略アドバイザー・コーポレートアドバイザーで異なります。
M&Aアドバイザー
M&A買収戦略アドバイザー・コーポレートアドバイザー
これらに加え上記2パターンともに、一次面接前には知的能力検査、最終面接前には性格検査が実施されます。
中途採用の場合、書類選考の通過者のみに個別で選考フローが送られて来る仕組みになっているため上記と異なる場合も大いに考えられるでしょう。また、転職エージェントを利用した場合などについても、フローの短縮化や特別選考の可能性があり上記と異なる可能性があります。
M&A業界への転職に強いエージェント
新卒採用
M&Aキャピタルパートナーズの新卒採用の選考フローは以下のようになっています。
エントリー→書類選考(ES)→適性検査→面接(複数回)→内定
就職エージェントを利用した場合など、フローが短縮化されていたり、特別選考の案内が来る可能性があり、上記とは異なる可能性があります。
新卒でM&A業界を目指す方におすすめのエージェント
M&Aキャピタルパートナーズの難易度は?
M&Aキャピタルパートナーズへの就職・転職難易度は非常に高いといえるでしょう。
先ほども紹介しましたが、M&Aキャピタルパートナーズのアドバイザーは、非常に優秀な経歴やスキルが必須条件です。これに加え、M&A仲介のTOP企業への内定率は1桁%といわれています。
そのような優秀な志願者との競争に勝ち抜き、1桁%に入る必要があるため非常に難易度が高いといえます。
では各選考について見ていきましょう。
適性検査
M&Aキャピタルパートナーズの適性検査は、1次面接前の知的検査、最終面接前の性格検査の計二回が行われます。こちらは、M&Aキャピタルパートナーズの募集要項では、合否に関係なしとの記載がありました。しかし、選考を受ける立場として適性検査も手は抜かず対策していく方が無難でしょう。
書類選考
直接提案による案件の獲得を行うM&Aキャピタルパートナーズのアドバイザーには、人間性・課題解決力などの力が高いレベルで求められます。
そのためM&Aキャピタルパートナーズの書類選考では、何か成し遂げた経験や営業の実績数値など注目されるきっかけとなるインパクトがあることが望ましいでしょう。また、職歴の一貫性や数字への強さ、コミュニケーション能力などがアピールできるような内容があると重宝される傾向です。
文章力の高さや課題解決力をアピールできる書類の作成では、第三者からの意見を取り入れながらブラッシュアップしていくことが重要になります。CAREERVIEWでは、その第三者として後ほどご紹介するM&A業界に強い就職・転職エージェントをおすすめしています。M&A業界に特化したエージェントは、数々の経験からどんな書類が選考を通りやすいか熟知しています。そのため彼らからのアドバイスは、あなたの書類を通過できる書類に近づける助けに必ずなるでしょう。
面接
M&Aキャピタルパートナーズの面接では、人間性やコミュニケーション能力が強く見られる傾向にあります。また、M&Aキャピタルパートナーズでは、会食面接が最終面接で行われます。このことから、書類や面接などのフォーマルな場以外での選考を行うほど人間性を重視していると考えられます。
このような高い人間性やコミュニケーション能力をアピールするための立ち振る舞いをいきなり完璧にこなすことは難しいでしょう。そのため、面接の前に模擬面接を繰り返すことがおすすめです。
この模擬面接の相手として、M&A業界に強いエージェントがおすすめします。
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採用大学
採用大学については、公式からの正確な情報ではないものの、旧帝大・早慶・MARCHといった大学出身者が採用されるケースが多いようです。
M&Aキャピタルパートナーズでは、一気通貫型で案件のほとんどの仕事を一人で行うケースがあります。そのため、案件獲得のための営業力やコミュニケーション能力、文章力などあらゆる力が高いレベルで求められます。それらのあらゆる力をハイレベルで発揮するための地頭が必要とされ、場合によっては地頭の良さを計るため出身高校まで見られるケースもあるようです。逆に地頭の良さをアピールすることができれば、学歴はあまり見られないでしょう。
地頭の良さを見られる理由はM&A仲介の業務内容にあります。
M&Aコンサルタントは、PL(損益計算書)・BS(貸借対照表)などの数字や契約書を読んで理解する能力や経営者クラスと同レベルでのコミュニケーション、ビジネスモデルを素早く理解することが求められます。さらに案件が複数同時に進行することもあるため、マルチタスクをこなす能力も必要です。
求められる人物像
M&Aキャピタルパートナーズでは、求められる人物像として以下の4つについて紹介しています。
求められる人物像
- 高い情熱
- 深い分析的思考力
- 群を抜く誠実さ
- 懐に入り込む個性
高い情熱
M&Aは、お客様である企業経営者にとって大きな決断を要します。
そのようなM&Aを仲介する立場として、お客様と同じ熱量をもってコンサルティングする高い情熱が必要です。また、大きな決断をご支援する立場として、M&Aの専門分野を極めていく向上心や努力も重要になります。
深い分析的思考力
M&A仲介は、お客様それぞれにあった最適なご提案を行う仕事です。
最適なご提案をするためには、高度で専門的な知識を身に着ける必要があります。そのような知識を身につけ、使いこなすための地頭や分析的思考力が求められます。
群を抜く誠実さ
M&A仲介は、譲渡企業・譲受企業の双方に取ってよりよい未来を考えられることが重要です。そのため、自身の実績のための提案や一方の企業に有利な提案はお客様に見抜かれ、信頼を失う原因にもなるでしょう。そのため、お客様ファーストの真摯な姿勢でM&A仲介に挑むことができる誠実さが必要となります。
懐に入り込む個性
検討から成約までに数年かかることも多いM&Aでは、お客様との信頼関係を築く必要があります。お客様の信頼を得て、お客様の真意やニーズをくみ取ることのできる人間性がM&A仲介には必要です。
転職を成功させるには?
ここまで紹介した通り、M&Aキャピタルパートナーズへの就職・転職難易度は非常に高く、内定を獲得するためには徹底した対策が必要であるでしょう。
また、自己分析及び企業理解や業界理解を深めることも重要です。自分と企業・業界がどのようにマッチしているのかを理解しておきましょう。
就職・転職エージェントの活用がおすすめ
M&A業界に就職・転職を考えている方はエージェントサービスの活用がおすすめです。
エージェントサービスは、求職者と企業のマッチングをサポートするサービスであり、求職者が就職・転職を成功できるように徹底的にサポートしてくれます。
キャリアの相談から求人紹介、企業・業界情報の提供、書類や面接・各種選考対策まで無料でサポートを受けることができ、M&A業界の就職・転職のプロにアドバイスをもらいながら選考に望むことで就職・転職の成功率をぐんと上げられます。
転職エージェントを利用するメリット
- 転職で失敗しないように、各企業のカラーや社風まで詳しく知った上で応募できる
- 自己分析も含めて壁打ちできる相手になってくれる
- 豊富な情報提供や徹底した選考対策で内定率UP
- これからのキャリア形成についてプロに相談できる
M&A業界に強いエージェントを知りたいという方は以下の記事を参考にしてみてください。転職のサポートが得意なエージェントから新卒へのサポートが得意なエージェントまで紹介しています。
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M&Aキャピタルパートナーズで働く方のキャリアパス
最後に、M&Aキャピタルパートナーズで働く方のキャリアパスをご紹介します。
M&Aキャピタルパートナーズで働く方のキャリアパスとしては大きく3つ挙げられます。
1つ目は、企業内でステップアップするというものです。具体的には、プロジェクトリーダーやマネージャーといった責任者としてのポジションやPMIやバイアウトファンドを専門とする部署などが挙げられます。
2つ目は、投資銀行やファンドなどへのキャリアチェンジです。投資銀行やファンドへ転職する方の理由としては、M&A仲介よりも扱う額や規模が大きい点や積極的な営業活動を行わなくても、案件がある点などがあります。
3つ目は、M&Aコンサルタントとして独立するというものです。M&Aコンサルタントとして得た知識や経験、人脈を活かして独立している方が近年多くなっている傾向です。
キャリアパスについてより詳しく知りたいという方は、ぜひエージェントを活用してみてください。何人ものキャリアを見ている転職のプロから具体的な話を聞くことで、自身のキャリアの解像度がより高くなるでしょう。
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