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POSTED
2023年12月27日
UPDATE
2024年2月8日

2級自動車整備士をとるには?|スキルアップをめざす自動車整備士の方へ

整備士業界

3級自動車整備士として働いている方のなかには、2級自動車整備士の資格を持っていないことを理由に

「高度な整備ができない」
「給料を上がらない」
「昇進できない」

などといった悩みを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本記事では、そういった方々が2級自動車整備士の資格をとるために必要な情報

  • 自動車整備士の資格取得フロー
  • 2級自動車整備士の資格の取り方
  • 働きながらスキルアップする方法

をご紹介します。

この記事がキャリアの後押しになれば幸いです。

自動車整備士が昇級するには

この記事に辿り着く方はもうご存知だと思いますが、自動車整備士は、持つ資格によって3級自動車整備士から1級自動車整備士に分けられます。級によってできる仕事内容が違い、上級であるほどできる仕事の種類は増え、一般的に給料は上がります。3級でできる仕事は比較的基本的なものが多いので、整備士として今後もキャリアを築いていきたい場合、2級自動車整備士を目指すのは必然な流れでしょう。

自動車整備士の資格をとる方法は、2つあります。ひとつは、国土交通省が行う自動車整備士技能検定、もうひとつは日本自動車整備振興会連合会が行う登録試験に合格する方法です。近年では自動車技能検定の受験者数は減っており、ほとんどの人は後者の登録試験を受けます。

本記事では、後者の登録試験を受験して自動車整備士2級を取得する方法をお届けします!

3級自動車整備士と2級自動車整備士の違い

このセクションでは、簡単に3級自動車整備士と2級自動車整備士との違いについて説明いたします。

仕事内容の違い

まず、3級自動車整備士と2級自動車整備士は、できる仕事内容に差があります。3級自動車整備士は仕事の範囲が割と制限されてしまうのに対し、2級自動車整備士を取得することでより専門的な知識を持っていることの証明となり、もっと幅広い仕事をこなすことができるようになります。

具体的には、2級自動車整備士は分解・整備・修理など一般的な整備全般を担当できます。自動車整備士として長く働きたいのであればぜひ取得しておくべきでしょう。

給料の違い

2級自動車整備士は3級自動車整備士と比べてできる仕事の幅が広いので、給料は3級自動車整備士よりも高くなっています。3級自動車整備士の平均年収は300万円強であるのに対して、2級自動車整備士は400万円強であり、およそ100万円高いことになります。

 一部の輸入車ディーラーに勤務する2級自動車整備士はおよそ年収800万円という情報もあり、自動車整備士2級を取得すれば大幅な年収アップも狙えるでしょう!

目指せスキルアップ!2級自動車整備士について

2級自動車整備士には、「2級自動車シャシ整備士」「2級自動車ガソリン・エンジン整備士」「2級自動車ジーゼル・エンジン整備士」「2級二輪自動車整備士」の4つの種目が存在します。

仕事内容

それぞれの3級資格とおおまかな仕事内容は変わりません。ただし、より難しい整備までできるようになるので、ここでは主に3級との違いをご紹介します!

2級自動車シャシ整備士

ほかの2級自動車整備士資格より、必要な実務経験は少なくなっています。3級自動車シャシ整備士との違いは、足回りやエンジン分解整備をできる点です。

2級自動車ガソリン・エンジン整備士

3級自動車ガソリン・エンジン整備士はできない足回りやエンジン分解整備ジーゼル自動車やシャシの整備をできます。

2級自動車ジーゼル・エンジン自動車整備士

足回りやエンジン分解整備といった3級ジーゼル・エンジン自動車整備士には担当できない整備をできます。

2級ガソリン・エンジン自動車整備士もジーゼル自動車の整備を担当できますが、より専門的な知識を身に着けるには2級ジーゼル・エンジン自動車整備士の資格を取得する必要があります。

2級二輪自動車整備士

原動機付自転車や二輪自動車(オートバイ)の一般的な整備を行えるのが、2級二輪自動車整備士です。

1級二輪自動車整備士資格試験はいまだに1度も行われていないので、2級が二輪自動車整備士の中で最も上位の資格となっています。

受験資格

上図の通り、3級自動車整備士になる前のキャリアによって、3級自動車整備士として積む実務経験数は異なります。自動車科・機械科の高等学校を卒業後に3級自動車整備士になった場合は実務経験を2年間積む必要があります。(自動車シャシ整備士は1年半その他の高等学校を卒業した場合は3級自動車整備士として3年間実務経験を積む必要があります。

 ただし、2級自動車シャシ整備士についてはほかの2級自動車整備士よりも必要な実務経験数が少なくなっています。

 また、自動車整備士の専門学校で「2級整備士課程」を卒業すると卒業と同時に受験資格を得られるので、最短で受験することができます。

実務経験とは

ディーラーや民間の整備工場、ガソリンスタンドなどでの勤務経験のことです。

働きながら資格勉強を進めるのは、自分ではなかなか難しいと思います。自力で実務経験を積める仕事を探すのにも一苦労でしょう。そこで、働きながら資格取得をサポートしてくれる転職エージェントに登録してみると実務経験は積みやすいのではないでしょうか。

試験概要

日程

学科試験実技試験
第1回10月上旬の日曜日1月中旬の日曜日
第2回3月下旬の日曜日8月下旬の日曜日

2級自動車整備士技能登録試験日は年に2回、春と秋に行われます。学科試験は第1回が10月上旬の日曜日に行われ、第2回が3月下旬の日曜日に行われます。実技試験は資格によって開催される年が異なります。令和5年度はガソリン・エンジンとジーゼル・エンジンのみ開催されます。また、講習を受ければ免除されます

詳しい日程については、自動車整備振興会で確認しましょう。
(自動車整備振興会:https://www.jaspa.or.jp/

受験料

学科試験:7,200円
実技試験:14,300円

どちらも自動車整備振興会で登録試験の申請をする際に支払います。

試験から資格取得までの流れ

このステップの詳細について、それぞれ説明します。

①自動車整備振興会で申請

申請時に必要なもの

  • 登録試験受験申請書
  • 受験資格を証する証明書
  • 写真×1(申請前6ヶ月以内に撮影したもの、縦4.5㎝×横3.5cm
  • はがき(学科試験 2枚、実技試験 2枚
  • 受験料(学科試験 7,200円、実技試験 14,300円)

②自動車整備技能登録試験を受験

学科試験、実技試験を受験します。

③自動車整備振興会で手続き

自動車整備振興会で、国土交通省の自動車整備士技能検定の全免申請の手続きをします。合格後2年以内にこの手続きをしなければ無効になるので、忘れず手続きをしましょう。

必要なものは最寄りの自動車整備振興会によって異なるので、確認してから向かいましょう。

対策に何をすればいい?

3級に比べて、2級試験は筆記試験・実技試験ともに難易度は上がっています。

筆記試験は、出題者の意図まで汲む必要があるでしょう。よって、参考書を読んで問題集を解きこむだけでなく、オリジナルの問題をつくってみるなどしましょう。また、独学ではなく2年間専門学校に通い、しっかりと勉強するのも一つの手ではないでしょうか。

実技試験は完全な独学では、かなり難しいと言えるでしょう。そこで、整備技術講習に通うことをおすすめします。整備技術講習に通うと実技試験は免除されますし、しっかりと技術を身につけることができます。各都道府県の自動車整備士振興会が開催しています。ここにすべての日程を記載することはできないので、ぜひ各々講習に行く都道府県の自動車整備士振興会のホームページを確認し、申し込んでみましょう!

働きながらスキルアップするために

2級を目指す方のなかには、現状3級を持ちながらも整備士以外の仕事をしてらっしゃる方・整備士として働いてはいるけど、仕事量が多く勉強に時間が使えない方もいらっしゃるかもしれません。その環境で自動車整備士の資格取得を目指すには、転職もひとつの選択肢です

そして、整備士に特化した転職エージェントもあるので、気になる方は登録してみてはいかがでしょうか。エージェントのサポートを受けながら、整備士としてのキャリアを検討できるいい機会にもなると思います。

ぜひ資格取得をサポートしてくれる転職エージェント自動車Naviにご登録してみてください。

まとめ

ここまで2級自動車整備士の資格についてみてきましたが、資格を取得するイメージはできましたか?長く自動車整備士として働いていくのであれば、2級の資格は必須ともいえます。転職エージェントを利用するなどして働きながらスキルアップを狙いましょう!

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